JAおちいまばりは、愛媛県の東予地方に位置し、今治市(立花地区を除く)及び越智郡上島町を事業エリアとする農業協同組合です。
JAおちいまばりは、組合員・地域とともに農業・地域・人づくりを経営理念の中心的位置づけとし、命と未来を創るのは自分たちであるという誇りを持ち、心のふれあいを大切にする組織をめざします。越智今治地域は、温暖な気候と長い歴史と伝統に育まれた地域です。しかしながら、農業に適した耕地は少なく、先人たちの知恵と努力によって現在の農業の基礎が確立されました。私たち現在の農業に取り組むものは、産業としての農業を担ってきたというだけではなく、地域社会の中核として、文化・伝統を守り育ててきたという自負を持って今後の課題に取り組んでいくことが重要であると考えます。協同組合としての私たちの組織は、さまざまな事業活動を通じて、地域産業の一翼を担うという責任を果たし、今まで培ってきたものをさらに発展・活性化し、地域に根ざした事業展開、社会に貢献できる人材の育成、さらにコミュニティー活動の拠点としての機能を充実させ、農を核とした地域づくりにも努めていく必要があると考えます。
大きな楕円は四国と海を、小さな楕円は瀬戸内の島々を表現、右方向にのびるようすは、輝く未来を願うとともに、発展へのステップを表しています。
JAおちいまばりは、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」が走る風光明媚な島嶼部地域と、四国の玄関口として造船やタオルで有名な今治市を管内に持ち、年平均気温15~16度、平均降雨量1,100mm程度の温暖な気候と長い歴史と伝統に育まれた地域にあります。 管内の農業は、島嶼部及び陸地部の山間部で当JA農畜産物販売高の大半を占める柑橘類が栽培されており、光センサー選果機を導入した共同販売を行なっています。また、陸地部の平坦地では、米麦や施設園芸作物等の栽培が中心となっています。