当グループのCSRは、経営理念『あったか~い、心のおつきあい。』を中心に据え『食と農が結ぶ豊かな地域づくり』の実現をめざし、地域住民・社会のニーズに応じた、住みよい社会の創造と継続的な発展に努めることと定義し、以下6つの項目について重点的に取り組みます。
生産者とJAが一体となり、消費者へ安全・安心な農畜産物を提供し、健康で豊かな食卓づくりを提案するとともに、食の原点である地産地消の拡大をすすめ、地域農業の振興および生産者と消費者の相互理解と信頼が深まる社会づくりに取り組みます。また、環境保全型農業の提案・推進をすすめ、土づくりや化学肥料・農薬使用による環境負担の低減を図り、環境保全に努めます。
生産者と消費者・次世代等がともに連携できる取り組みとして策定された「JA食農教育プラン」の実践を通じて、距離が広がってしまった食と農、地域とJAを結び、食のあり方を見直すとともに、ニーズに対応した農への変革をめざします。
組合員、地域の利用者に選ばれるため、一人ひとりのニーズに適した、より質の高いサービスの提供、幅広い提案に心がけ地道な訪問に取り組みます。また、全渉外担当者を高齢者支援員に任命し、安心して暮らせる地域社会の実現をめざします。
広範囲にわたる事業活動のなかで、コンプライアンスを経営の重要課題としてとらえ、態勢の整備を行います。また、全役職員に対し法令等遵守の理解と実践の徹底に努め、健全な経営を行います。さらに、積極的な情報公開により、ステークホルダーとJA相互の理解を深め信頼度の向上に努めます。
福祉活動の充実を図り、地域の高齢者がいつまでも安心で暮らせる豊かな地域社会を実現します。また、管内で開催されている行事や、ボランティア活動へ積極的に参加し、地域の一員として町の活性化と地域住民との親睦を図り、JA主催のイベントを通じ、地域社会と密接に関わり合い、地域農業の情報発信とステークホルダーとのコミュニケーションに積極的に取り組みます。
人を大切にする企業として、豊かで快適な職場環境を確保する従業員の多様性・人格・個性を尊重し、積極的に雇用・労働条件の改善に努めます。また、従業員一人ひとりの向上心や創意工夫を生かすために、自己啓発のサポートするとともに、様々な研修や活動を通じて、真に社会に役立つ『人間力溢れる人材の創造』に務めます。
【CSR推進体制図】当グループは、CSR推進本部を中心に、ステークホルダーと直接コミュニケーションをとる事業所等の意見を踏まえながら、グループ全体でCSR活動を推進していきます。