企業は、よい製品やサービスの提供により利益を獲得し経済を活性化させる「経済的責任」、また、法令遵守による健全な経営により、社会の創造に寄与する「社会的責任」、そして、美しい環境や資源を将来に亘り継続的に確保していく「環境的責任」を負っています。 CSR(企業の社会的責任=corporate social responsibility)は、企業が関わりのある、顧客・消費者・地域住民・取引先・従業員・NPOなどのステークホルダー(利害関係者)に対して責任ある行動をとるべきという考え方です。
日本では、企業は社会の公器であり、社会の一員として応分の責任を果たすことは当然という考え方が強く意識づけられていますが、昨今の急速なグローバル化に伴い、企業をとりまく環境も大きく変化しています
このような状況の中で、コンプライアンスや自然環境を配慮した事業活動、また、ステークホルダーの企業に対する関心や要望も多様化しており、持続可能な社会の実現のためには、企業の果たす役割がさらに重要となっています。